不眠

ㅤ最近、めっきり眠れなくなってしまった。学校に通っていた頃は、夜半にはもう眠気でどうにかなっていたというのに。生活習慣が乱れきっている。まったく、夏休み前、学校から渡された「模範的な夏休み生活」のプリントに描かれていた「模範」とは似ても似つかない、6時就寝9時起床生活だ。肉体も精神も疲れ果てている。寝ようと意識すると卻って寝つけず、ようやく眠りについたと思えば、大嫌いな蜂に刺されたり、友人たちに責め立てられり、何故か戦場で殺されたりと、それはまあ棘々しい夢ばかり見て目が覚めてしまう。
ㅤ私自身、こんな感情が湧くとは全く思っていなかったのだが、今はとにかく早く学校が始まってほしいという一心である。どんな学校生活のごたごたよりも、眠れないことが辛い。眠れなければ嫌なことから逃げることもできない。もし眠れたとしても、悪夢なんて見ようものなら、余計に苦痛である。起きているとき、私は「人間による悪夢」に魘されている。眠りまでそれらに駆逐されるなんて、ごめんだ。
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